中古品について
2019年02月25日
☆工具ヘルパー・スタッフコラム
第15回 『 中古品について 』
こんにちは! 工具ヘルパー・新人スタッフの荒駒です!
徐々に日照時間が長くなってきましたね! 春の訪れ感じるような天気も多くなってきた気がします。
さて、今回も私がコラムを担当させていただきます。 よろしくお願いします。
前回はHiKOKIの沿革や特長についてをまとめさせていただきました。 私自身、少しHiKOKIのことを好きになれた気がします。
今回は視点をかえまして、『 中古販売 』について少し調べていきたいと思います。 私たちの店舗も買取を行っておりますので、中古販売はとても関係のある内容です。
中古品といえば皆さんはどういったモノを想像されますでしょうか?
私は子供の頃から漫画やゲームが好きで、よくBOOKOFFさんに行ってましたので、古本やテレビゲームのイメージが強いですね~。
その他、古着、金券、車、家電など、中古販売は多くの分野で賑わっています。
‣古物(こぶつ)
一度使用された物のことを法律的に古物(こぶつ)といいます。 一般的な言い方だと、「中古品」や「セコハン(セコンドハンズ)」、「ユーズド」などともいいますね。 後者の方がなじみがありますよね。
また、一度も使用されずに再販売されたものを「新古品」といいます。 中古市場では、一度市場取引がなされているものは例え開封していなくても新古品として扱われるんですね。
古物を売買するには営業を行う住所の管轄の警察署に申請しなければなりません。
法律で決められたことを守りながら営業しなければなりません。 そこはどの業種であれ当然のことですね。
(『「古物商許可プレート」を、店舗や事務所の見やすい場所に掲示する』など)
また、当然ではありますが盗品やコピー品の買取はできません。
コピー品は何かしら判断できたとしても盗品なんて判別できませんよね^^;
もし盗品を買い取ってしまった場合、1年以内に被害者が返還請求をすればタダで返さなければならないようです。 これは大変です。
特に工具はよく盗まれると聞きます。 皆さんも気を付けてくださいね。
‣価格
さて、次は価格についてです。 ここでの価格は「買取価格」と「販売価格」の二つをさします。
まず買取価格についてですが、皆さんはいらなくなったものを売りに出したことがあるでしょうか?
その時の査定金額は予想していた金額より安かったでしょうか? それとも高かったでしょうか?
また中古店で買い物をしていた時、これがこんな値段で売ってるんだと思ったことはありませんか?
すべては中古市場の仕組みが関係しています。
・中古市場
中古市場では決まった販売価格はありません。 プレミアがつけば元の販売価格より高くなったりします。 欲しいという人が多い物(需要大)ほど価格はあがりますし、誰も見向きもしない物(需要小)ほど価格は下がるのです。(需要と供給のバランス)
そこを考慮して、買い取る側が、「どのくらいの利益を出したいのか」によって率を決めており、それに準ずる形で買取金額を出しています。
しかしこれも店側の状況(在庫など)によって変わってきますので、一定のスパンで買取金額は変わってくると思います。時期によっても変わるということです。
これから夏本番!という時期に厚手のコートを店に置く店主がいますか?(笑) これもブランド物であったり、長い目でみる店主であればありえるかもしれませんが、普通いませんよね。
買取金額も販売金額もその時の状況で上がり下がりします。 どちらを利用する場合でもそれを意識するとお得になりますよ。
また、店によって買取強化をしているジャンルがあるので、いくつか比べてみると買取金額が違うので面白いですよ!
‣高く買い取ってもらう方法
ゴミとして捨てずに買取してもらうということは少しでも高く買い取って貰えたら嬉しいですよね?
ということで少しでも高く(MAX額に近づく)買い取って貰うための方法をご紹介します。 (店側の解釈によって変わりますのでご了承ください)
・なるべく完品状態で
これは何か付属物がある時の話になりますが、やはりちゃんと揃っていないと減額の対象になります。(物によればそれほど減額されない場合もあります)
説明書がないというだけでも減額されることが多々あります。 私はそれで買取金額が半額にされましたからね(笑)
その付属品がどれほどの価値なのかによって変わるので一概には言えませんが、とにかく、何か付属品がある場合は箱や説明書、保証書などはちゃんと取っておくことが大事です。
・傷や汚れ(状態)
中古品で一番のポイントになるのが傷や汚れです。 やはり一度使用された物ですし、どれぐらいの使用感や傷、汚れがあるのかによって価格が変わります。
しかしそれでも根本として中古商品ということがありますので、多少の傷や汚れでも問題なく価格をつけてくれるとは思います。(物や業者による)
その物の状態を壊すことなく、傷や汚れを修復、軽減できるのであればその方が高い買い取り額になると思います。
・需要と供給
上記の通りですが、物の流通や流行によって需要と供給が変わります。 欲しいと思う人が増えれば自然と販売価格も上がります。 そうすれば買い取り額が上がります。
簡単な例でしたが、冬物は秋頃に売れば高くなるかもしれません。(これはわかりません(笑) 店によると思います)
ただ流行の物は需要も高く、売れやすいので高く買い取って貰えます。 ジャンルによって流行が違うので、調べてみて、またそのジャンル専門の買取業者に買い取って貰う方が高い買い取り額がつくと思いますね。
とまぁ今回も簡単に中古品についてまとめてみました。
またこのことについてはまとめてみたいと思います。
ということでまたお会いしましょう!