電動工具の使用用途~その1~
2019年02月22日
☆工具ヘルパー・スタッフコラム
第14回『電動工具の使用用途~その1~』
皆様、こんにちは!工具ヘルパー・スタッフの南です。
今日は皆さまと一緒に電動工具の使用用途について学んでいこうと思います。
せっかく取り扱うのですから、その電動工具はどういうときにどう扱うのか知らないといけませんからね。
ちなみに現状、マルチツール…?マルチグラインダー?そもそも電動ドライバーと電動インパクトドライバーでどう使い道変わるの?といった感じの子なので、記事を書き終わる頃には少しぐらい理解度が上がっていることでしょう。
あ、ちなみに電動ドライバーと電動インパクトドライバーに関しては、いろんな工具としての使い方があるようなので、今回のその1では紹介しない可能性が高いです。
それでは始めていきましょう!
と、言いたいのですが、気軽に紹介して良いのかわからないレベルで製品数が多くて笑った現状です。少し大まかにはいくことにしますね、細かいのはいずれコラムで書くことが思いつかなければ番外編としてだしていくことにしましょう!
・インパクトレンチ
主な使用用途としては、ボルトの締め、外しです。
レンチ自体は触ったこともある人が多いかもしれないですね。何かと使うところが多いですし、自転車なんかでもレンチを使います。
あと他にも、私見ですが、電動インパクトドライバーのちょっと大きい感じですね。
まぁ、似たような機構、用途なのでそれが一番使いやすいんだろうなとは思うんですけど…
ちなみにどこの会社もこの電動インパクトレンチ、場合によっては電動ドライバーよりも上位にカテゴリ分けされていることが多いです。
なぜなのか、と申しますと、レンチ締めには基本的に、締め付けトルクの指定がある事が多いし、手で絞める場合にも、ある程度の力と専門のトルクレンチによる調整を要求されることが多くなり、一定のトルクを要求されるレンチ作業で重宝されているのですね。
それにある程度のトルクがあった方が仮締めにもなりますから、そりゃもう、電動工具をもってトリガーを引くだけで締めてくれるインパクトレンチはとても便利ですよね。
・ディスクグラインダー
まずは何ぞや、といったところで、回転式の刃がついた、まるで丸ノコをハンディにしたような形の、研磨切削用途に使える電動工具です。
超速回転する円盤を先端に付けたリモコン、のような形状なので、その刃をノコギリにすればもちろん切断も可能ですし、円盤面をザラザラとした砥石のディスクにすれば、回転面を押し付けて削ることも。
よく見る使用用途としては、錆び取りなどの金属面、溶接面の研磨や切削、makitaやHiKOKIの切断砥石を付けて、鉄筋の切断であったりレンガやタイルなどの切断、ほかにも薄い金属であればディスクグラインダーで切ってしまうようですね。
それに鏡面仕上げなどもフェルトの刃を付ければ可能だそうなので、いずれは何か試してみたりとかもしたいとは思うところなのですが…?
・マルチツール
私の書いた電動工具メーカーのまとめでもちょっと出てきてましたね。
マルチツールです。
これに関しての簡易説明は、事前情報というか、持っているものがないので皆さまと一緒にお勉強していく感じでいきましょう。
実際マルチツールとはいうけれど、どういう風にマルチツールなのか、マルチツールとは何ぞや、本当にマルチなんですかねぇ?といったところの私の疑いと共に調べてみましょう、何ができるツールなんですかね?
BoschとHiKOKIの紹介動画を見てきました。
な る ほ ど
としか言いようがないのですが、皆さまにも分かりやすく言えば、内装系の大工の方が欲しがりそうな機能に満ち満ちていました。
例えば石膏ボードの穴あけや、タイル間の目地取り、他にも下地コンクリートを剥がしたりなどの柔らかいセメントのようなものであればこれ一つで剥がしたり切削が可能なようです。
他にも木材面でも面を整えたり、簡単にカットしてみせたり等もしていましたが、あくまで小型のものを切ったり整えたりしていましたね。
他にも、面倒なコーキング剥がしなどもスイスイとやっていたところを見ると、本当に内装大工系仕事にはうってつけの便利なマルチツール、でした。
ちなみに形状としてはディスクグラインダーとは似ているのですが、主な違いとしてはディスクグラインダーはディスクというだけあって、360度回転し続ける刃を持つのに対して、マルチツールは左右に少しずつ振るだけの可動角で稼働するようです。
さて、今日も今日とて皆さまと電動工具について知識を深めたわけなのですが、知れば知るほど、私自身は使う機会はほぼ無いはずなのに無駄に物欲だけが刺激されていきますね。
あればきっと何かに使えそうだな、欲しいな、というこの考えが、素人目によるものなのか、一部の皆さまのように現場の一線で働き活躍されている方もそう思うのか、少し気にはなるところです。
今日はここらで失礼させて頂きます、またの記事でお会いしましょう!