【工具コラム】工具ヘルパー・スタッフのつぶやき
2020年02月02日
こんにちは!
充電式電動工具の普及でバッテリー、特にリチウムイオンバッテリーがすごく身近になりました。
僕が小さい頃は電池と言えば乾電池、ボタン電池くらいしか印象になかったですが。。バッテリー性能の向上でポータブル製品が主流になり、なんでも小型化・軽量化が盛んな印象です。
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さて、個人的に電動工具のバッテリーについて常々思っていることがあります。それは「価格高くない?」と「メーカー間で使いまわせるバッテリーってないのかな?」の2つです。
「メーカー間で使いまわせるバッテリー」に関しては。各メーカーの【自社ユーザーの囲い込み戦略】が大きいのかなと思ってます。こちらは今回のつぶやきの本題からそれるのでまたいつかの機会にまとめようと思います。
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【バッテリーの価格】に関して、みなさんはどう思われているでしょうか。充電式電動工具に関して、特に中古の場合は商品価格の半分がバッテリーの価値で占めているといっても過言ではありません。
そんな中でちょこちょこ耳に挟むのが【互換バッテリー(非純正バッテリー)】の存在です。
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電動工具のリチウムイオンバッテリーは、過酷な環境で使用されることを想定して作られている、いわば【先端技術の結晶】です。
特に、電動工具のバッテリーの価格に大きく影響を与えているのが【ハイレート放充電に対応するための高性能なバッテリーセルの採用】です。
電動工具には、現場作業をスムーズにするためのスペックが求められます。例えば、充電式ハンマードリルがコンクリートに穴をあけられなければ道具としての価値はありません。
そしてそのスペックを発揮するために必要になるのが動力源のパワー、充電式電動工具ならバッテリーの放電電力というわけなんです。パソコンやゲーム機で使用されているリチウムイオンバッテリーよりも
大きなパワーを供給するためにより高性能なバッテリーセルが採用されているからこそ、充電式電動工具のリチウムイオンバッテリーは高価なものになってしまうんですね。
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長くなってきたので今回はここで区切ろうと思います。
今回は主に「なせ充電式電動工具のバッテリーは高価なのか?」に焦点をあててつぶやきました。
次回は、これをふまえて「互換バッテリー」について、ざっくりつぶやいていこうと思います。
それでは、また!
記事担当:栗本