第37回『磨き~Makita振動ドリル~』
2019年04月29日
☆工具ヘルパー・スタッフコラム
第37回『磨き~Makita振動ドリル~』
皆様、こんにちは!工具ヘルパー・スタッフの南です。
工具ヘルパーがオープンしてはや半月が過ぎました。
そんな中、私は私でお客様に提供できる製品のブラッシュアップ、磨き上げを会得してみました。
お客様にお送りする大切な中古工具をより良く、より輝くように整備させていただいております。
今日はその過程をコメント込みで紹介していこうと思っています。
こいつが今回の記事の主役、Makitaの振動ドリルです。
この振動ドリルは動作確認品なのですが、お客様にお使いいただく大切な工具ですから、より磨き上げていこうと思います。
電装パーツに関しては今回はふたを開け、ある程度清拭させていただいております。
問題は駆動部分のパーツですね。
まずはパカリと固着したネジをパワー全力全開で慎重に丁寧に開けさせていただいて、鉄パーツを外していきます。
ギアの中のグリスが真っ黒だ!
コイツはもう経年劣化と熱で変色しちまってる!!
内部のクリーニングも必要ということがわかりました。
いや、この状況でももちろんちゃんと駆動するし動作には問題ないんですけどね。
ニチャァ…とか音なりそうな真っ黒グリスを取り除いて、かったいかったいギアを剥がしていきます…。
割と力作業を要求されるんですよね。
いやー…、きれいになりましたね、これだけきれいになると新しいグリスも詰め甲斐があるというものです。
ちなみに、駆動部分のドリルチャックはというとですね。
錆び錆びです。
これをキッチリと磨き上げていくとですね。
まさに、てじなーにゃ…
キラッキラのぶりんぶりんです!
もちろんこの磨いたままだと、すごい勢いで錆びてしまうので、しっかりとドリルチャック部分には錆止め剤と潤滑油でコーティングを。
外装部分にはシルバー塗装で仕上げさせていただいてます。
磨いて塗装した後には新しいグリスを適量しっかりと塗り詰め仕上げ、キッチリと組み立てを行い、完成したものがこちら。
見違えるようではありませんか…。
これなら購入してもいいな!って気分になっちゃうこと間違いなしですね。
今後もまたいろいろ磨き、仕上げを行っていく所存ですので、お客様にお送りする工具の質が上がる事は請け合いですね!
それでは、本日は振動ドリルを磨いてみた、というわけで、お送りさせていただきました!
また次の私の記事でお会いしましょう!良いゴールデンウィークをお過ごしください!