電動工具の使用用途~その2~
2019年03月04日
☆工具ヘルパー・スタッフコラム
第17回『電動工具の使用用途~その2~』
皆様、こんにちは!工具ヘルパー・スタッフの南です。
今日も皆さまと一緒に電動工具の使用用途について学んでいこうと思います。
前回は、インパクトレンチ・ディスクグラインダー・マルチツールについて調べましたね。
今回はMr.電動工具こと電動ドライバーに手を付けて調べていきたい欲求が非常に高まっているのでその欲求に身を任せるようにそれから調べていくことにします。
・電動ドライバー
おおよそ最も知られているし、一度ぐらいは触った事のある電動工具ですよね。
何かとちょっとDIYしたがる父親や、友達を持っていると触れている可能性が一気に高くなるアイテムです。
主な使用用途としては、ねじやナットを締める、緩めるといった回転動作が主になります。
少しねじを開け閉めするだけの動作なのに、これが5本10本となってくると「あぁ、自動でできるものがあればいいのになあ!」なーんて面倒がった記憶があります。
精密機器系のネジであれば、指先での開け閉めが大半ですから、そういう面倒がるようなこともないのですが、大物系のネジはいかんせん開け閉めにある程度トルクが必要な事が多いので、手が疲れるし腕も疲れるんですよね。
共感してくれる人とはいい酒が飲めます、たぶん。
めんどくさがり星からやってきたような人間なので、効率のいいものは割と好きなのは仕方ないんです。
おっと…、電動ドライバーの話からだいぶ脱線してしまいましたね…なんといっても?めんどくさがり救済ツール電動工具のお話にはテンションがあがるものです。
さて、ネジの締め緩めの為に電動ドライバーがあるわけですが、電動インパクトドライバーとやってることはそう変わらないよね?電動インパクトドライバーだけでいいんじゃないの?なんだったらパワーもあるし。と思っていた時代が私にもありました。
世の中、力で解決することばかりじゃないんです。
絞めるための題材、例えばそれが鉄の板同士であれば電動インパクトドライバーでも問題はないでしょう、たぶん。
ただ、プラスチックの題材や、木の題材をインパクトドライバーで締めようものなら、締め付けトルクの強さで、一発で嫌な音が響くことでしょう。
新しい目のプラスチックであれば耐えうることもあるかもしれませんが、もしそれが劣化していたなら、破砕して進むこと請け合いです。
今までインパクトドライバーでプラスチックを締めていてどうともなかったと思っている方は、今後の製品では気を付けた方が良いかと思います。
どこの会社も挙ってパワーを売りにしていますからね…。
さて、その電動ドライバーですが、規格外の使い方もいろいろとあるようなので紹介だけはしましょ…いえ、辞めておきます。
下手に紹介すると責任を取らないといけなくなっちゃいますからね!
自己責任で、「電動ドライバー 先端工具」とかで調べると、磨いたりこすったりとかの使い方が出てくるかもしれませんね!
あ、ちなみになのですが、ここまで調べて知った驚愕の事実がありました。
皆さまが一般的に電動ドライバーとだけ呼称する銃の形をした製品は、今は存在しないのです。
いや、知ってる人もいたかもしれませんが、ここは付き合ってください。
昨今の技術の発展により、小型化してしまっているのです。
ちなみに、一般的にネジを締める、緩めるだけの製品をスクリュードライバーと呼称するのですが、
これらは皆さまの知っている電動ドライバーですよね。
基本的にはペン型であれば、これらの能力だけのものが存在するようです…。
技術の発展とは恐ろしいもので、昨今の電動ドライバーと呼ばれていたものには別の能力が付随し、名前が変わっているのです。
「電動ドリルドライバー」
インパクトドライバーでは不可能な一定のトルクでの締め付けによるドリル機能を全面に押し出した製品です。
基本的には穴あけに適してもいるのですが、従来のスクリュードライバー機能も兼ね備えていて、というインパクトドライバーとはまた違った用途ですが
穴を開けて、一定のトルクで締めるもの、ということですから、電工屋さんにはちょうどいいのかもしれません。
大工仕事にはインパクトは必要ですけど、電工屋さんには穴あけ機能があった方がうれしいでしょうしね。
技術の進歩とは恐ろしいもので、さらに電動ドリルドライバーと呼ばれていたものには追加の能力が付随してしまったようです。
「電動振動ドリルドライバー」
もうなんかロボットアニメ的な能力のアップ感がありますね、なんだかワクワクします!
電動振動ドリルドライバー…一度口に出してみるとなかなか夢のある言葉です。
エレクトリックバイブレーションドリルドライバー…うん、どっかのロボットを思い出す感じですね。
ちなみにどっかのロボットは分割ドライバーみたいな意味のを使ってましたね!英語にしたらかっこいいい響きだけど今はもう意味わかんないですね!
ちなみに電動振動ドリルドライバーについては、次回のコラムで調べてみましょう。
それでは皆様、またの記事でお会いしましょう!