Panasonicの工具
2019年03月18日
☆工具ヘルパー・スタッフコラム
第23回 『 Panasonicの電動工具 』
皆さんこんにちは! 工具ヘルパー・新人スタッフの荒駒です!
今回はPanasonicの電動工具について書いていきたいと思います。
Panasonicは、前身が松下電器で、”経営の神様“と呼ばれた松下幸之助さんが創業者の、電球ソケットから始まった会社です。
現在は電機系統の様々な分野を手掛けており、国内電機業界ではシェア3位を誇る日本の大企業です。 日経平均株価及びTOPIX CORE 30の構成銘柄の1社で、日本の経済を支える企業の1つです。
電動工具はPanasonicの電設資材の販路に乗っているため、とくに電気工事に携わる方に利用者が多いようです。(元々松下電工の社員の工具製作から始まったといわれています)
製品ラインナップも電設資材の加工や施工に使うものが多く、ケーブルカッターや真空ポンプなど他社にはない特殊なものが多くみられます。
また乾電池やリチウムイオン電池などでも有名なPanasonicですが、容量表記の測定法が他社とは異なるらしく、他社と同容量の表記であってもPanasonicの電池の方がバッテリーの持ちはいいんだとか。
充電工具のパイオニアを自負するだけありますね~
ちなみにPanasonicは1979年からプロ向けの電動工具の開発をはじめておりますので、スタートからざっと40年を数えます。
どの工具も安定感のある性能と耐久性が強みで、Panasonicが培ってきた技術力が詰められています。 熱烈なユーザーが多いのもうなずけます。
画期的な新しい機能や優れた性能の開発への探求心はとても強く感じます。 電動ドライバのキーレスチャックや15分充電器を世界で初めて開発した会社ですからね。
電動ドライバやインパクトドライバをみても、トルク制御へのこだわりがみえます。
また狭いスペースでの加工や施工を考えられた、コンパクトなデザインで使いやすい製品が多いです。
開発への熱意をすごく感じる、しかしユーザー思いなのがPanasonicなんですね~ 松下イズムを感じます
製品でいうと全ネジカッタは評価が高いようです。 精度が高く、使いやすさはどこにも負けない製品となっています。
インパクトドライバに関しても、やはりリチウムバッテリーの持ちがよく、またコンパクトで軽いので評価が高いようです。
連続使用しなければならない現場で、後半に電池切れになってしまうとそこで作業が打ち止めになってしましますし大事です。
性能に関しては言うことなく高水準、使いやすさにこだわった設計、機能
もっとシェアを獲得していても不思議ではないのですが、Panasonic製の電動工具を使用しているという話をあまり耳にしません。
ネットでの評価も「特徴がない、知らない、店で売っていない」などのコメントが多くみられました。
元々の電動工具の制作開始の経緯から社外に向けたセールスをあまり考えられていなかったんでしょうか。
営業に関して問題提起していた方もおられました。
マキタが一般の方にも認知されているのはそういう部分に力をいれてきたからでしょうからね。
これだけユーザーのニーズに応えた製品を作れる技術力をもった会社なんですし勿体ないです。
ではPanasonicが販売している電動工具を紹介していきたいと思います。(一部抜粋)
・インパクトドライバ ・インパクトレンチ ・マルチインパクトドライバ ・ドリルドライバ ・ハンマドリル ・ハンドソー ・ディスクグラインダ ・レシプロソー
・全ネジカッタ ・ジグソー ・ケーブルカッタ ・シーリングガン etc
大体のメーカーが販売している種類はありますね。
防塵性・耐水性に優れていますし、バッテリーの性能に関してはトップクラス。
14.4Vと18Vの両方の電圧対応したシリーズ「Dual」というものもあります。
個別種のラインナップは少ないですが、それだけ1つの製品にかけるものが強いということでしょうか。
マルチインパクトドライバはPanasonicの神髄が見れそうな気がします。
ドリルドライバは特に使いやすい性能なのでお勧めです。
まとめていて思ったのは、もう少しPanasonicの製品を知ってもらいたいということですね。
金物屋さんに置いてすらないというのが現状なので、そこはもう少し営業してもらいたいなというのが個人的な感想でした。
自分でも使ってみたいと思いましたしね。
特別に広報している訳ではありませんが、皆さんもぜひPanasonicの製品に触れてみてください。
ではまた次回もよろしくお願いします。
ありがとうございました!