日本国内メーカー~ハンドツール①~
2019年03月20日
☆工具ヘルパー・スタッフコラム
第25回『日本国内メーカー~ハンドツール①~』
皆様、こんにちは!工具ヘルパー・スタッフの南です。
何か知識が浅いところがあるな、と何となく思っていたのですが、その弱いところに関してより見分を深めるといたしましょう!
いかんせん工具ヘルパーでは電動工具、エンジン工具、エア工具などいろいろ動力を持った工具を取り扱っているのですが、その中でも肝心かなめ、原始時代から受け継がれている力を忘れていました!
便利な時代になったせいで、つい失念していましたね
いやほんと、良い時代になったものです。
そもそもどこかで気づけば良いものを、もう一人のスタッフ、荒駒君とコラムを書いて回数も重ねたりで気づけば第25回にもなってようやく気付いてまとめるということをしますよ!
あ、タイトルですでに言っちゃってるのですが、忘れている原始の時代からの動力。
「人力」
そうですよ、そもそも人力が面倒になって電動やエアの動力を使っているのに、そもそものものを忘れていましたよ。
人間に兼ね備えられたスペックはすごいのです、力もあれば細かな調節もできる加減、その時その時に合わせた対応。
機械には到底出来ぬ事です!
さて、それでは今日は皆さまとひとつ、一緒にハンドツールのメーカーについてお勉強していきましょう!
KTC 京都機械工具株式会社
日本のキングオブハンドツールメーカー、KTC 京都機械工具です。
工具ヘルパーでも在庫としてKTCさんのモノはいくつか買い取らせていただいているのですが、兎に角すごい。
ここの工具箱、いえ、工具全般、使う人のことを心から、深く深く考えて作ってるんじゃないかと思えるんですよ。
KTCさん、強度、耐久性などあらゆる面での高品質・高性能の最高を追求しちゃった上、他社と自社製品の比較を行った上での検証を済ませ、これで完璧だ、といえるところまで手をかけたにも関わらず。
握り心地や使い心地、スペック表には決して乗りはしないけれど、使う人が最も重要視するところまでも今現在、追求し続けているそうなんです。
そりゃぁ…、愛されるし使われるし、ですよね。
初めてKTCさんの工具箱をこないだ使いましたが、取り出しやすいし分かりやすい、使いやすい上にネジなどを入れる磁石皿をフタにくっつけておくという配慮。
昔の日本人のこだわり、手の伸びないところは無いといわんばかりの職人魂って奴を感じますね。
このKTCさん、サブブランドももっているようなので、そちらも紹介しておきましょう。
nepros
ネプロス、というらしいのですが、その名称は略されたもので、実際にはNew Professional Satisfactionという意味を略したものだそうです。
公式訳で、達人の新たなる満足といった看板だそうです。
そして、MIRROR Neprosの名を冠した商品を出している、そうですね。
ちなみにこちらの製品、簡単に言うと
「日本で作ってて、すっげーこだわってみた!中空グリップだし試験も完璧!人間がより使いやすいよう人間工学とか力学も取り入れたよ!しかも作ってる素材とか作り方にもちゃんと力入れてるから、すっげー長持ちするよ!」
って感じみたいですね。いつかはお目にかかれる日があるんでしょうか、Nepros。
さて、次なるメーカーへと旅立ちましょう。
ENGINEER
他にも有名メーカーはたくさんあるのですけど、私にとって一番このメーカーは思い入れが深いメーカーです。
出してる製品が有名すぎる上に便利すぎるんです。
あれは一度使えば病みつきになるというか、逆に言うと持ってないとちょっと不安というか。
さて、少し勿体付けてしまいました。
その製品名は
「ネジザウルス」
マジ便利なんです!敬意を表して紹介する文字カラーが緑色のネジザウルスカラーになっちゃったぐらい便利なんですよ!
まぁこのコラムを読んでるような人たちには周知かもしれませんけどね…ネジザウルス。
このネジザウルス、何がすごいのかって、ぱっと見は普通のペンチなんですけど、ナメたネジを外す事に特化してるんです。
固着してようが錆びてようが、コイツの刃先を調べてみてもらえればすぐにわかるのですが。
ネジの頭を刈り取るようなギザギザ具合で、ガッチリ食らいついて離さないんです。
マジザウルス、ネジザウルス。
他にもバイスザウルスという派生製品もあり、こちらでは特殊ネジ、トラスネジにも対応しています。
後最近では、バズーカと呼ばれるナメた皿ねじを外せるような製品も出ているそうですね…。
あ、ちなみにネジザウルス以外にも普通にハンドツール、工具は出しているので、そちらの品質はどうなんでしょうね?
あんまりにもザウルスシリーズが有名すぎて、あんまり情報が出回ってないので、こればっかりは調べて情報が見つかったら、でしょうかね。
さて、まだまだ紹介できるメーカーはたくさんあるのですが、
今日はこの辺で失礼します!またの記事でお会いしましょう!