【工具コラム】工具ヘルパー・スタッフのつぶやき
2020年01月22日
こんにちは!
工具って本体の種類+付属品の種類も膨大にあって、どれがどれに対応するのかとか、これにこれは使えるのかとか把握するだけでも大変ですね。
そこにメーカー規格も絡んでくるから余計にややこしい。店頭での問い合わせでも「このメーカーのこのパーツはそのメーカーのその工具に使えるのかな?」とよく聞かれます。
ハンマー(ドリル)のビット軸、いわゆる「シャンク」の違いはまだわかりやすいです。ぱっと見で形も大きさも違うのと、ハンマーの差し込み口とシャンクの形・大きさが合えばメーカー共通の規格なのでどのハンマーでも使用可能ですからね。
ざっくりと説明するとシャンクの種類は【六角軸】【SDSーPLUS】【SDS-MAX】があります。震動ドリル用に【ストレートシャンク】もあるのですがここでは割愛。
【六角軸】は軸の途中に出っ張りがあって、ハンマー側の差し込み口にある金具に「ひっかける」イメージで装着します。
【SDS-PLUS】【SDS-MAX】はワンタッチで脱着が可能なシャンク軸です。
ドイツ語で【Steck・Dreeh・Sitzt(差し込み・回すと・固定される)】の略語であり、BOSCHが開発したシャンクです。
シャンクの径が10㎜なら【SDS-PLUS】18mmなら【SDS-MAX】となります。
小型~中型のハンマー(ドリル)で多く見かけるシャンク軸かなと個人的に思ってます。大型の、少し旧い型式のハンマー(ドリル)は六角軸が多い印象です。
今日のつぶやきはここまでです。
ちょっとシリーズ化して各工具に対応する付属品の知識整理を行おうと思います。
次回はレシプロソー・セーバーソーの替刃についてつぶやき予定です。
ここまでお付き合い下さりありがとうございました。
それでは、また!
執筆担当:栗本