工具の種類ってどれぐらいあるのか?
2019年02月11日
☆工具ヘルパー・スタッフコラム 第5回『工具の種類ってどれぐらいあるのか?』
こんにちは、工具ヘルパー・スタッフの荒駒です!
先日、上司から「荒駒くん、工具についてブログ書いて!」という急な指令(笑)がでまして、工具初心者ヘルパーレベル1である私が工具の勉強をし、レベルアップしながら、工具の種類や使い方などの記録を皆様と共有出来ればと思い、はじめてみました。
さて第1回目ですが、『 工具の種類 』についてまとめていこうと思います。
レベル1らしく初心者目線でやっていきますのでよろしくお願いします(笑)
皆様は『 工具 』といえば何が浮かぶでしょうか? のこぎりなどでしょうか?
私は子供の頃によくミニ四駆を作って遊んでいましたのでニッパーがパッと浮かびました。
工具とは、様々なシチュエーションで加工や工事に用いられる道具のことをいいます。
なのでここに全部を挙げるのは大変ですのでここではその中の一部を紹介したいと思います。
工具は手動工具(ハンドツール)、動力工具(電動工具、空圧工具、油圧工具)、計測具、大工工具などに分類されます。(文字だけで見るとなんとも堅苦しいですね(笑))
手動工具は、例えば切る、回す、掴むなどの用途で様々な工具があります。
先ほど私がミニ四駆の件で述べたニッパーもこの手動工具の切る工具にあたります。 もっと身近にあるもので言えばはさみやカッターナイフなんかも手動工具です。
意外にも我々と工具は親しみがあったんですねぇ。
手動工具は普段から私たちとの距離が近いということがわかっていただけたかと思います。
次は動力工具です。
動力工具は、電動工具、空圧工具、油圧工具に分類されます。
電動工具とは、電動ドライバー(インパクトドライバー)や電動のこぎりなど電気を動力とした工具です。
手動工具と同じような用途で使うときに電動工具を用いると圧倒的に捗るということですね。 文明の利器素晴らしい!
(マキタ製 電動インパクトドライバー)
ちなみにコンセントから直接電気を使うタイプと充電器を装着して使用するタイプの二つがあります。 使用される方の用途により、現在では様々な種類の電動工具が流通しています。
特に昨今ではDIYをされている方が増えていますし、電動工具の需要も増加しているみたいですね。
(今御覧いただいている方もされているのでしょうか)
続きまして空圧工具です。
空圧工具というのは漢字の通り「空気を圧縮し、その力を利用して動かす工具」です。
空気の圧縮にはコンプレッサーという機械を用います。 そのコンプレッサーからホースをひき、工具を動かします。
電動工具よりもパワーがあり、且つ過負荷による故障が少ないという、メリットの多い工具です。
高速回転や逆回転などの作業でも容易に対応できるので、工場などで使われることが多いようです。
(MAX製のコンプレッサー)
空圧工具には「常圧」と「高圧」の2種類があります。
これはコンプレッサーと空圧工具ともに2種類あり、それぞれがその種類に対応していないと期待される力は発揮できません。
(常圧コンプレッサーで高圧釘打ち機を使用しても高圧のようなパワーは見込めない等)
高圧と常圧の違いは、短距離走の選手と長距離走の選手みたいなものでしょうか…(わかりづらいですかね)
高圧縮によるパワータイプ(高圧)と、スタミナタイプ(常圧)と思っていただければいいですかね?^^;
高圧はパワーがあって安定感がある、常圧はエアの消耗度を抑えることで省エネ、しかしエアが減るとパワーが落ちる らしいです。
「高圧の方が絶対いいやん」と思いますよね(笑)
実際シェアは高圧の方が高いです。 しかし常圧には常圧の良さがありますし、今でも使用されている職人さんも結構いらっしゃいます。
結局「どちらの方がいいのか?」という問いの答えはそれぞれの場面、使用者によって異なるという事ですね。
(空圧工具についてはまた機会がある時に載せたいと思います!)
そして油圧工具です。
電気工事などで使用されることが多いみたいですね。
油圧工具には手動油圧式と電動油圧式があります。
手動油圧式は裸圧着端子という部品と裸電線に圧力をかけて接続する工具です。
電動油圧式は油圧ポンプまたはモーターが内蔵されており、それを電動で作動させることにより圧着力を得る工具です。
空圧工具と同じで、油圧工具の現在の主流は電動油圧式です。
しかし手動油圧式の方がメンテナンスが少なく済み、結果故障も少なくなります。
「まだまだ手動油圧式で十分仕事ができる」と、手動油圧式を愛用されている方はいらっしゃいます。
計測具についてですが、簡単にまとめていきます。
大きさや長さなどを測定するために用いる工具のことです。 多分学校の図工の授業などで使ったことがあると思います。
一般的に、知らない人はいないんじゃないかといえるのがメジャーです。
これも長さを測る為の工具です。
あとノギスや差し金なども工作で用いたことのある人もいるのではないでしょうか。
専門的なものも多くありますが、これまた意外と身近にあるものなんですね~
最後に大工工具です。
のこぎり、かんな、のみ、きりなどあります。
こちらに関してはまとめとして名前だけ書いておきます。
ということで様々な工具についてまとめてきました。
いろんな工具があり、それぞれの舞台で使われていることがわかりましたね。
しかしこれでも一部でしかありません。
これから工具についてもっと勉強していきますので、どうぞ宜しくお願い致します!