第32回 『シャンク』
2019年04月02日
皆さま、こんにちは!工具ヘルパー新人スタッフの石橋です(^ω^)♀
今日からスタッフコラムに顔を出させてもらうことになりました・・・文章を作るのは苦手なんですが・・頑張って記事を作っていこうと思います!よろしくお願いします(^▽^)/
さて、それでは記念すべき私の最初の記事の内容は、「シャンク」!について見ていきたいと思います!
穴を開ける電動工具のうち、対象物をコンクリートに特化した製品は、主に、振動ドリル、ハンマードリル、ダイヤモンドコアドリルがあるんですが、皆さまご存知でしたか?
どの電動工具も、刃の部分と機械の部分が分かれるようになっているんですよ!
ドリル刃の軸を電動工具側に固定して、ドリル刃を回転させて穴を開けていく仕組みになっているんです!
そして、そのドリル刃の軸のことを「シャンク」というんです!私は初めてこの「シャンク」という言葉を見たときに、なぜか「シャーク」と勘違いしてしまいました(笑)皆さん「シャンク」という言葉に聞きなじみありましたか?普段の生活では「シャンク」なんて言葉、つかわないですよねー・・でも!この「シャンク」、実はとっても重要なパーツになるんです!なぜかというと、「シャンク」のタイプと電動工具側のタイプが一致していないと、ドリル刃をきちんと固定ができないので、穴を開けることができなくなるからです・・・
シャンクには、形の違う数種類のシャンクが存在しています!
『ストレートシャンク』『六角軸シャンク』『SDSシャンク』
それでは、3種類のシャンクについてご紹介していきましょう!!
1.ストレートシャンク
振動ドリルでよく使用されているのが、ストレートシャンクです。
名前の通り、先端から軸まで同じ径で、軸の形状は丸い形をしているんです!
機械側の固定している部分はチャック式という方式で、丸棒を3つの方向から締め付けるような構造になっています。チャックには、『10㎜チャック』と『13㎜チャック』の2種類あり、
先端の刃の径とシャンクの太さが一緒である『ストレートシャンク』には、13㎜以上のストレートシャンクは存在しないしないんですよ!
より、大きな穴を開けたい時は、機械に差し込む部分は10mmまた13mmの径で、刃の部分から段差がついて太くなっているドリル刃があります。
それは、「ノス型シャンク」です!軸は13㎜シャンクで刃の部分とのつなぎ目が段差になっているんですよ!
2.六角軸シャンク
軸の形状が六角になっているのが六角軸シャンクです。
六角軸の太さに種類があって
6.3mm、1mm、1mm、2mm、3mm があるんです!
ドリルによく使われているのは、6.35mmと13mmです。
6.35mmは、よくインパクトドライバーで使われています!
3.SDSシャンク
皆さまは、SDSって何!?って思いませんか??
SDSとは、ドイツ語でSteck・Dreeh・Sitzt(差し込み・回すと・固定される)なんですよ!
※画像引用元 マックス株式会社(https://wis.max-ltd.co.jp/kikouhin/product_catalog.html?product_code=DB92030)
SDSシャンクは、総合電機メーカーのBOSCH社が開発した、ドリルのシャンクのタイプで、SDS-PLUSシャンクとSDS-maxシャンクの2種類があるんです!
形状が少し違うんですが、見分けるポイントは、
「SDS-PLUSシャンク」は軸の太さが10mmと細く
「SDS-maxシャンク」は軸の太さが18mmと太くなっています!
それぞれ専用のハンマードリルにしか装着できないので購入の際は注意してくださいね(^^)
他にも、いろいろシャンクの種類がありますが、まずは今回ご紹介した3種類のシャンクをぜひ覚えてみてください!
つたない文章ですが最後までお読みいただきありがとうございました(^ω^)
私自身まだまだ工具について勉強し始めたばかりですが、また覚えたことを次回の記事にしたいと思います。
(^_^)/~